帯状疱疹になったら日常生活で注意すること

帯状疱疹という病気は、過去に水疱瘡にかかった事がある人なら、年代を問わず誰でも起こり得るものであり、体の免疫力が低下した状態において発症しやすい疾患です。

ストレスによる体の免疫機能の低下は、様々な病気を引き起こし、特に帯状疱疹は、過去の水疱瘡によって潜んでいたウィルスの残りが、弱った体内で暴れだすようなものです。悪化させてしまうと、炎症が脊髄の深部にまで及び、運動を司る神経の麻痺や、筋肉の萎縮などを起こす事もあります。

実際に体に水疱ができ、ピリピリとした痛みがある場合は、早い段階で医師の診察を受け、抗ウィルス薬を服用する必要があります。この薬は発症してから3日以内というのが原則であり、それ以降に服用した場合、思うほど効果を得られない場合があります。そのため、発症から治療までのスピードが命とも言えます。

体の一部が赤みを帯びて、水疱があらわれてきたら、迷うこと無く皮膚科に向かうべきです。帯状疱疹だと診断されたら、医師による適切な処置に加え、自分自身でも回復を促すために、出来る限りの生活改善を図るのが大切です。

外でリラックスをしている女性一番の重要な事は、ストレスを減らすようにする、という事です。実際には難しいものですが、ストレスは特に人間の免疫機能と関わりがあり、ストレスを受ける事で、精神的に病むだけでなく、肉体的にも血圧や血管、心臓などに負担がかかり、体全体の免疫を下げてしまいます。そのため意識してストレスを取り除く努力をし、心の安定と体の機能の安定を目指し、帯状疱疹に対しても強い力で戦う準備を整えます。

食事の面では、バランスの良い食事を心がけると良いです。特に外食や出来合いのお惣菜などは、万人受けするように、味付けを濃い目にしてあります。不必要な塩分や糖分、油分を避けるようにするためにも自炊を心がけます。

野菜のミネラルや食物繊維、たんぱく質はしっかりと摂取し、塩分、糖分、油分は程よい量に留め、ジャンクフードはなるべく控えるようにしましょう。体はバランスの良い栄養素によって機能し、結果的に血流やコレステロールなども安定する事で、免疫力のアップに繋がります。

飲酒に関しては、ある意味ストレス解消にはなりますが、アルコールの成分が治療中の帯状疱疹に良い作用を与えるという事は考えない方が良いです。アルコールによって血管が拡張し、帯状疱疹の炎症が酷くなる場合もあるからです。それ故に、治療中の飲酒は我慢するように意識しましょう。

帯状疱疹の痛みを緩和させる方法は?

帯状疱疹の治療中は、日常生活の中で制限が必要とされるような事は、基本的にはありません。きちんと治療を受け、必要な薬を服用し、食事や飲酒に気をつければ、過剰に構えなくても大丈夫です。

普段から運動などを定期的に行っている人は、治療中は激しい運動は避けるようにして下さい。運動はストレス解消の意味で、体も心も解放される行為ですが、激しい運動は疲れを引き起こし、免疫を下げてしまう可能性があり、炎症が収まらずに痛みを緩和するのが難しくなる事も考えられます。負担の少ないウォーキングなどの軽めの運動ならば、気分転換となり、帯状疱疹の痛みから気をそらす事が出来るので、軽い散歩程度に留めて起きましょう。

ストレス解消や痛みを軽減させるのに、入浴はどうでしょうか。実際に炎症が酷くない場合は、入浴する事は可能ですが、患部を石鹸などで刺激、強くこするような行為は避けて下さい。熱めのお湯は痛みを助長させますから、ぬるめの温度設定で入浴しましょう。温かいお湯がリラックスさせて、痛みを緩和してくれます。ただし水ぶくれがある場合は、他の人に感染させてしまう事もありますから、入浴は避けて下さい。

帯状疱疹は、早期の発見に早期の治療が大切です。抗ウィルス薬によってウィルスの増殖を抑え、鎮痛剤や抗炎症薬で痛みを緩和し、精神を安定させる抗不安薬なども使用して、効果的に治療を行います。医師の診察と治療に加え、自身での生活の環境改善などを行う事は早期の回復の助けになります。

正しい診断と正しい知識を総動員し、普段から免疫力を高める努力をしていく事で、ウィルスに負けない体を作る事が出来ます。もしも体に異変を感じたら、直ぐに病院へ行くという意識があれば、重症化する事は避けられます。