帯状疱疹の症状や原因について

赤い斑点帯状疱疹は皮膚に赤い斑点が出る初期症状の後に、その赤い斑点ができた後がどんどん水ぶくれを起こしていき、やけどをしたような痛みが何週間も続く状態に加え、個人差はありますがリンパ節の腫れ、頭痛や発熱も起きます。

帯状疱疹になるのは一般的には体の抵抗力が落ち始めた50代以降が多いのですが、生まれつき皮膚が弱かったり何らかの原因で体の抵抗力が弱っていたりすると年代問わずに発症することがあります。

帯状疱疹の原因は何かというと、それは幼少期に感染することで有名なヒトヘルペスウイルス通称水疱瘡ウィルスによるものです。自然界に存在する水疱瘡ウィルスは感染力が弱く大人にはめったにかかることが無いのですが、まだ抵抗力が備わりきれていない0歳から6歳の間でよく感染します。

水疱瘡ウィルスに感染すると赤い斑点が出てきたと思ったら、次の症状として水ぶくれができ始め、強いかゆみと共にまたたくに全身に広がっていき、場合によっては同時に発熱もおきます。そして全身に広がった水ぶくれが徐々にかさぶたとなって剥がれ落ちると症状が治まっていき、最終的には1週間から10日ぐらいで何事も無かったように生活が送れます。

しかし注意しなければならないのは、帯状疱疹の原因菌である水疱瘡ウィルスはとても狡猾で皮膚に感染した段階で体内に入り込むと体の抗体に悟られないように体の物質の形状に似せて変化します。そして変化した水疱瘡ウィルスは体の神経と神経の管の間に入り込んで、そこで休眠状態となり潜伏します。

休眠状態となった水疱瘡ウィルスは活動もせずただ神経と神経の間で休んでいます。しかし先に言ったとおりに抵抗力が落ちるような年代に差し掛かった時期や、また抵抗力が落ちる生活や皮膚が生まれつき弱い人の場合そして紫外線やストレスなどが過剰にかかると神経と神経の間に潜伏していた水疱瘡ウィルスが刺激を受けて休眠状態からおきて再び行動を起こしてしまいます。

そして幼少期に発症する水疱瘡ウィルスは皮膚の表面に感染するために痒み程度で終わるのですが帯状疱疹の場合は水疱瘡ウィルスが体内の神経近くに存在するためその毒素が神経を直接攻撃してしまうので痛みとして現れてしまうのです。

帯状疱疹も1週間程度で治る病気ですが、通常の水疱瘡のように時間がかかる場合があるので1週間程度で治すためにも皮膚に赤い斑点が出来て刺激のある痛みが出始め、さらに幼少期に水疱瘡にかかったことがある場合には早急に皮膚科を受診する必要があります。

帯状疱疹には後遺症がある?

帯状疱疹自体は水疱瘡に感染したときと同じように、しっかりと治療を受ければ1週間程度で治ります。しかし帯状疱疹で本当に注意したいことは、この帯状疱疹には後遺症があるということです。

先に言ったとおりに帯状疱疹は水疱瘡ウィルスが形を変えて神経近くに潜伏しているのですが、その神経近くということが問題です。その神経の近くで発症するということは、水疱瘡ウィルスの毒素を直接神経が受けやすいということになります。

そのため毒素が直接神経を何度も攻撃するような状態になると、その神経の表面が傷ついてしまい持続性の神経痛に襲われることがあります。この持続性の神経痛も後遺症として日常生活に支障をきたすため問題ですが、この帯状疱疹の最大の後遺症は広がったウィルスが顔表面にまで到達すると顔の重大な神経を攻撃してしまうことで難聴や視神経を攻撃し視力の急激な低下や最悪の場合失明にいたるケースもあるということです。

帯状疱疹は一度かかれば抗体ができますが、その症状が顔に出始めたときには早急に医療機関を受診して軟膏とウィルスの行動を押さえ込む抗生物質を服用することで活動を抑制することが後遺症を起こさせない最善の策となります。